【履歴書の書き方】エントリーシートとの違いは?
[2022.05.19]企業へ提出する書類として、エントリーシートのほかに履歴書というものが存在します。
エントリーシートは企業から「このフォーマットを使用してください」と規定があるものが多いですが、履歴書はフォーマットが決められていないことがほとんどです。
履歴書をどのようにして書くかを調べてみると、様々なフォーマットがダウンロードできたり、書く内容がエントリーシートとほとんど同じだなと感じたりしたことはありませんか?
今回は、履歴書をどのようにして記入していくか、少し迷うポイントを解説していきます。
【履歴書とエントリーシートの違いって?】
履歴書は、企業が保管するデータとして位置づけられているものです。履歴書には、氏名・住所・生年月日・学歴/職歴など基本情報を書く欄があります。
一方エントリーシートは、面接をする時に使用する材料という位置づけです。
【履歴書はどこで準備したらいいの?】
履歴書は、ネット上にフォーマットが掲載されていたり、お店でも販売されたりしています。
それぞれ書く内容が若干異なる部分もありますが、ほとんど同じです。
どこで準備するのか迷うときは、大学の生協で販売している大学の履歴書のフォーマットを使用するのが無難です。
手書きかパソコンで作成するかも迷うポイントです。企業によって指定があるところもありますが、特に指定がない場合は手書きのほうが良いかもしれません。
【履歴書に書く項目は?】
学歴や免許・資格などに書く際、名称は省略せずに正式名称で書きましょう。
【履歴書の書き方】
履歴書に書く項目で、何を書こうか迷う欄について解説します。
〇履歴書とエントリーシートで書く内容って同じでいいの?
履歴書にも、志望動機や自己PRを記載する欄があります。エントリーシートと同じ内容でいいのか迷うところでもあると思います。志望動機は1つだと思うので同じで良いとして、自己PRは、エントリーシートとは違うエピソードを記載しないといけないのかなと考えるのではないでしょうか。
しかし、はじめにお伝えした通り、履歴書は企業が保管するデータであり、エントリーシートは面接をするときに使用する材料です。
目的が違うため、履歴書とエントリーシートの内容は同じでも構いません。もちろん複数のエピソードを記入しても構いません。その中で内容に一貫性があることが必要になります。
〇趣味特技の欄は何を書く?
なかなか手が進まないのがこの趣味特技の欄ですよね。自分の好きなこと・続けていることを書いたらいいかなと思います。
趣味特技の欄は、どういう人柄かな?となんとなく想像したり、面接の会話のきっかけとなったりします。
履歴書なので、空欄はあまりいい印象を受けません。趣味特技というと、スポーツや音楽、旅行、言語といったことを想像しがちです。大会で優勝したとか、何年も続けている、こういう工夫をしたなどのエピソードが大切になってくると考え、あまり手が進まない人もいるのではないでしょうか。
そういう時は、自分の行動にこういう傾向・特徴があるなということを書いてみてはいかがでしょうか。例えば、人の顔を覚えることが得意、初対面の人と仲良くなれる、スケジュール管理が好き、といったちょっとしたことでも大丈夫です。自分自身にはこういう傾向があるなと日常生活を思い返してみると、エピソードと共に書き始めることができると思います。
【さいごに…履歴書が完成したら?】
第三者に客観的に見てもらいましょう。相手が読んでみてどう感じるかというポイントが大切になります。